はじめに
メモの取り方がわからない。
前にメモしたはいいけど、何が書いてあるかわからない。
メモしたはいいけど、もう一度書き直してまとめておかないとわからなくなる。
こんな悩みをお持ちの方。いらっしゃると思います。
授業や仕事でメモを取る機会が多くあり、メモを取ってはいるものイマイチ。メモをする意味が果たせているのか。新入社員の方でしたら、メモを取っている人とそうでない人、取っている人の方が印象がいいというのもあり、メモを取ってるけど、全然メモしたことが活かせていない。
そんな方々のお役に少しでも立てれば幸いです。
今回はメモの仕方についてご紹介したいと思います!
※メモを取る。根本から知りたい方はこちら→関連記事
メモの仕方その1
意識が大事です!!
意識①
皆さま。メモをいざ取ろうとする際の「今回は真剣にメモするぞ!綺麗にメモするぞ!」という意気込みは素晴らしいです!
ですが、残念ながらそれは間違った考え方です!その意識をまず変えましょう。では、何が一番重要か。授業なら先生や教授の話ですね。上司、先輩ならその方々の話ですね。
ですので、メモの役割とは何かというと、耳で聞いたことの補足をすることです。あくまで一番大事なのは耳で聴くということだ。というのを覚えておいてください。メモをすることが重要なのではありません。
意識②
何をメモするかの意識を持つ
何をメモするかを決めてからメモをする。
メモをし始める時、何を考えて「あ!これはメモしておかなきゃ!」と思い、あなたはメモをするのでしょうか。
それは人それぞれ多少の違いはあるかもしれませんが、多くの場合、話を聞いていて、「あ!これ重要かも!メモしなきゃ!」と思い立ちメモをすると思います。例えば授業で先生が赤ペンで書いたところ。上司が何回も言うことなどですね。
瞬時の思い立ちで書かれたメモたちを後で見返しても、その一行一行につながりはありませんのでそりゃわからないわけです。そうして書かれたメモたちにある情報は「重要なことなんだな」くらいです。
では、何をメモすれば良いのか。
これは筆者の体験から話をしたいと思います!!
大学と会社に分けますが、どちらも日常生活で活かせると思うので、どちらも読むのをお勧めしておきます!!
授業の場合(大学)
大学の授業では先生によって授業の進め方は様々ですね。教科書をひたすら説明する先生。どうでも良い自己満話をする先生。自分で作成した独自の資料を使って説明する先生。たくさんいますね。
この場合は何をメモすれば良いかと言うと、
重要だと思ったことをメモするのです。
「………。」
「いやいや、上と言ってることが違うじゃないか!」
筆者「すみません…。」
しかし!ただ重要なことを羅列して書くわけではありません!!
とだけ言わせてください。
(ここ重要!)
☆どうするのかと言うと。その重要なことを言ったのは教科書のどのページの何行目の時なのか。資料の何ページのどの文でか、どのグラフでか、どのワードでなのか。を重要だと思ったことと一緒に書くのです。
ノートに書く場合は、ノートに何ページか、何行目かなどを一緒に書いてください。ですがそんなに重要だと思ったことが文章的に長くない場合は直接教科書や資料に書くのもいいかもしれません。
又、自分の考えや意見、批評なんかもメモするとより良いです!
会社の場合
この場合は、状況によって変わります。が、
何かのやり方を教わる場合、何をメモすれば良いのかと言うと、重要なことをメモすると言う意識ではなく、
「後でそのメモを見ながら自力でできるようにやり方を書くんだ。」と言う意識でメモしてください。
箇条書きで書いていくのも良し。数字を頭にふりながら書くのも良しです。(文章ではなく箇条書きをおすすめします。)そして
・重要だ!注意が必要だ!間違えやすい!と思ったことは→☆マーク
・聴いてもその場でわからなかったと思ったところは→?マーク。
・後で質問したいと思ったところは→Qマーク
と後で自分がどう対処すれば良いかをマークで書いておくのが効果的です!
上司、先輩は一回しか言わないよ。と言いながら英語がわからない日本人の気持ちを知らない外国人並みに早口で止まってくれもせずベラベラと話しやがります。
軽い愚痴になってしまいましたね。すみません。 (苦笑)
そんな上司や先輩の話を聞きながらですとその場で質問することは困難です。ですので?やQを用いて後で聞けるようにするのです。
どの場合でも使える技
それでもいきなり話されて何をメモするのかを考える暇がない!場合もあります。そんな時は、書きながら何を言っているのかを整理していくのです。
「難しそう…」
そんなことはありません。
①基本は聞いた内容、言われたことを全て書く。
全て書くというのも難しく感じるかもしれませんが、そうしない方法もあります。それは、よく聴くということです。よく聴き、内容を把握して何を言ったかが分かれば、頭でまとめて書くことはできます(実践と経験が必要ですよね)が、
それをするよりはできるだけ書いて、後で見返す方が簡単に思えてきませんか?
その判断は皆様に任せます。
全て書くと言っても「つまり何を言っているのかな?」の意識をもってください。
②カテゴリングする
全て書く。で終わりなわけがありません。
カテゴリングするのです。話の切れ目に区切り線を書いたり、まるで囲ったりするのです。又、話した内容の順番に数字を打ってくのもいいですね。
大学の先生なんかだとただ授業の時間が終わるまで話していれば良いという考えの先生もいること思います。ですので話が色々な方向に飛びまくるんです。
そんな時に内容ごとにカテゴリングするのです。話が違う方向に飛んだ瞬間に線で区切るなどをする事で授業の内容を把握できます。
メモの仕方その2
メモの仕方その1では意識の話をしました。その中で出てきたメモする上でのテクニックについてまとめておきます。
①マークをつける
マークをつけながらメモをする事で、自分がそのメモ(一つの文、あるいは単語)についてどう思ったか、どうしようとしたかを後で知ることができます。これは独自で考えても良いのですが、例として筆者は、
- 特に大事、注意を☆
- 疑問点を?
- 質問をQ
でメモしています。
②カテゴリングする。区切る。
話が変わったタイミングで区切ることが重要です。ここからここまでは一括りなんだ。と分かれば後で頭の中でまとめやすいです。又、聴いているうちにこのカテゴリーとこのカテゴリーは繋がっていると感じた場合も線でつなげる。もしくは同じ数字に書き換える。△や◯、□など同じマークを書いておくのも効果的です。どんな繋がりかも一緒に書くともっと良いです!
③数字を振る
話の順番ごとに数字を振っておくと、後でどの順番で話が進んだかがわかります。ノートに書く場合は必要ないかもしれませんが、筆者は大量のメモをするので裏紙を使っていました。書きながら数字を振ることでバラバラになっても数字ごとに並べれば話の順序がわかります。
最後に
今回はメモの仕方をご紹介しました!
筆者が言いたいのは、
- メモをするときの意識づけをしてください。その意識づけは場合によりますよ。
- テクニックは必要です。
の2点です。
補足:個人的に全体、紙媒体がオススメです!!(言いたかっただけです。)
是非実践してみてください。