皆さま、暗記は得意ですか?
筆者はものすごく苦手でした。
小学校や中学校の頃、漢字などを覚える時に使用するドリルやノート。
「何回も書いて覚えた記憶はありませんか?」
筆者も小さい頃、何かを暗記する方法として先生に教えられたのは「何回も書く」という方法でした。 そして実際何回も何回も書いてはいたけれど、、、
その場限りの暗記で、何日かするともう忘れている。
これが大半です。
ですが、筆者は当時この方法を崇拝していました。なぜならこの方法が当たり前だと思っていたからです。
ですので、大学受験、英単語を覚える際もこの方法で一時期、暗記していました…
何故一度覚えたはずなのに、すぐに忘れてしまうのか。
人間の脳はその日に覚えたこと(定義:まだ記憶、暗記できていないこと)の8割を忘れてしまいます。脳は意外と複雑に見えてポンコツかもしれません 笑
脳「今日はまだ記憶できていないことを10個知ったぜ!」
脳「さて、どれを覚えておこうかな〜…」
脳「重要そうだからこれとこれは覚えておこう!」
脳「あとは、ま、いっか!」
と言うわけです。
ここで需要なのは脳が言っている「重要さうだからこれとこれは覚えておこう!」ところです。
何を重要と判断するのか。それは日々の生活で何回も脳に入ってくる情報です。
脳「今日はまだ記憶できていないことを10個知ったぜ!」
脳「さて、どれを覚えておこうかな〜…」
脳「そういえばこの前もこの情報入ってきたな。」
脳「重要そうだからこれとこれは覚えておこう!」
脳「あとは、ま、いっか。」
このように、脳は何日もかけて何回も何回も入ってくる情報を重要とみなし、それを記憶してくれるのです。
ですから、覚えようとすることを1日だけ何回も何回も書いたとしても、それを重要とはみなしてくれないのです。
つまりどうすれば良いか。何日も何日も繰り返し書くことで脳は覚えてくれるのです。
…………………。
それって、効率めっちゃ悪くないですか!!!!!
と、筆者は思います。では、どうすれば良いか。
英単語の意味を覚えるには…
英語単語のスペル。イントネーションをヒントにしてその英単語の意味を導き出すのです。記憶するのではありません。導きだせるようにするのです。
「ちょっと何言ってるかわからない!」と言うそこのあなた、筆者もです 笑
例を出しますね、、、
例えば!
Preferの意味をご存知ですか?
これは「好む」という意味の英単語です。筆者は高校初期の英語の授業で学びました。
これを、
pre→「プレゼント」
fer→「擬音:ふぁあ〜**」(下記の絵↓のイメージ)
で覚えるのです!こうすることで、preferという英単語を見た時にイメージや一つのお話が思い浮かび意味を導き出すことができます。
筆者はこれを「プレゼントを好む」と覚えていました。
「まじか…」と思ったそこのあなた。意外とこれで覚えられるんですよ!
こうすることで、
通常、暗記できていればpreferという英単語を見た時にいきなり「好む」だ!と分かりますが、それができていなかった、暗記していなかった場合でも、preferという単語、イントネーション自体がヒントとなり意味を導き出すことができます。
これに加えて、筆者は行いませんでしたが、preというスペルを見たらこれはプレゼントの意味だと決めてしまうのもいいかもしれません。
では、普通の暗記と上記の方法で覚える場合、何が違うのか?
それはスペルとその意味に繋がりがあるか否かです。
ただの暗記は、
prefer→好む
となり、preferと好むには何のつながりもなく、preferは好むだと脳が認識しなければなりません。
しかし、筆者が紹介した方法では
※preferのpreはプレゼント。ferはふぁあ**という意味で、プレゼントをもらった子供が喜んでいる。この子はこのプレゼントが好き、この子はこのプレゼントを好んでいる。→好む
となり、preferと好むの間を物語でつなぐことができます。流石に実際に意味を導き出す場合は上記の※文章ほど細かくは追いませんが、今、筆者はpreferという単語を見ると
このようなイメージが浮かびます。
つまり!英語のスペルと、その意味の間にプロセスを作ってあげることで、記憶するのではなく、覚えていなくても導き出すことができるようにしているのです。
あなたは右脳派と左脳派どちら?
左利き、右利きが脳にもあるのをご存知ですか?一度は聞いたことがあると思います。
右脳派か左脳派かは、実はものの暗記にも関わっています。
書いて覚えることができる人は右脳派が多いと思われます。
右脳派は情報をイメージで覚えたり(つまりprefer→好むを暗記するのが得意)、感情が豊か、芸術性が高かったりと、五感が優れています。
一方で、左脳派は論理的で計算が好き、筋道を立てて考えることが得意です。
つまり、右脳派はprefer→好むという覚え方が左脳派の人に比べ得意と言えるでしょう。反対に左脳派は暗記が苦手です。ですのでpreferのpreは〜、ferは〜と筋道を立てて意味を導き出すことである意味、論理が通り覚えることができるといえます。
実際、筆者はこの方法で驚くほど早く英単語を覚えることができました。それも一日に50〜100単語の英単語一つ一つにプロセスを作りそれを英単語帳の端に書いていく作業をすることで何回もやらずとも覚えることが出来ました。
「全部プロセス作りをするのか?そんな時間ない!めんどくさい!」
と思った方、どうしても暗記できない英単語だけでもいいのです。やってみてください。
「覚えられない単語なんていくつもある!」
と思った方、まずは10単語でもやってみてください。
驚くほどすぐに覚えられますよ!ぜひ試してみたくださいね!
英単語の筆者独自の記憶法について紹介しました。今回は英単語で紹介しましたが、違うモノ(漢字、人物名、地域の名前などなど)でも活かせる方法だと感じます。
是非、試してみてください。そしてこれから何かの試験がある方。頑張ってください。応援してます!