インターネットが発展し、今や世界は情報で飽和状態になりました。気づかないうちに、情報に取り憑かれている人もいるかも知れません。
情報リテラシーといえば、「インターネット」というイメージが強いですよね。情報を正しく理解し、活用する能力が必要になったのは、インターネットの発展があったからと言っても過言ではないからです。ですが、私たちは「情報」をインターネットだけでなくあらゆる媒体から吸収しているのです。
ですから、「情報リテラシー」はインターネットに限った話ではないということです。私たちは、情報を得る時、常にリテラシーを意識する必要があります。
情報リテラシーとは?
「情報リテラシー」とはどういう意味か。
まず、リテラシーとは。
リテラシーは英語のLiteracyからきています。基本的には、読み書き、そして理解する能力という意味で使われています。
よく「識字率」という言葉を聞きますよね。あれです。リテラシーとは日本語で「識字」を意味します。
ですが、
「社会や文化的な側面、つまり学校などで学ぶ国語ではなく、もっと複雑な場面(日常生活)で使用される言葉を理解する能力だと主張する研究者もいるそうです。」
つまり、文字や言葉を理解するだけでなく、応用する、活用することまでの能力とも言えます。
学校で国語のテストが100点だからリテラシーがある。←こういったレベルの話ではないという考え方もあるということですね。
情報リテラシーとは、その「リテラシー」という言葉の前に情報をくっつけた言葉です。
つまり、
私たちが日常生活でコミュニケーションの道具として使っている文字、言葉を書き、読み、理解し、活用する能力のことを「リテラシー」というのであれば、
情報リテラシーとは簡単に言うと、情報を入手する、それを理解する、そして活用する能力といえます。
上記の「情報リテラシー」の定義からいくと、
「情報がほしい」とまず思い立ち、自ら情報を探しにいくというプロセスが見えます。
情報リテラシーにおいての情報を入手する能力を使うには、情報を入手する目的が必要になるからです。
しかし、「情報リテラシー」が必要になる場面というのは上記のような「情報がほしい」という場面に限った話ではないように思えます。
ふと日常で触れた情報の場合は?
例えばテレビを見ていて、衝撃的なニュースに出会った時、あなたは無意識にその情報を入手してしまいます。しかしそれが本当に正しい情報なのか。なんて考えますか?
そんなことがあったんだ。で大抵、終わりです。
ですがそういった場面での情報吸収の中に、その情報が正しいかどうかを見極めなければならない場面は複数あります。なぜなら、無意識に入手してしまったその情報をいつ自分が知識として使うか分からないからです。
ふと日常生活で情報を入手 ”してしまった“際、「情報リテラシー」を意識していないと、その情報と真実との少しの差 はだんだん自分の知識の中に積み重なっていきます。虚偽の知識に自分の思考や考えが誘導されてしまった日には(あなたがその虚偽の情報を活用してしまった日には)もうその固定観念から抜け出すことは非常に困難でしょう。
ではどうすれば良いか。
を考えたとき、一番この記事で筆者が言いやすいのは「常に情報リテラシーを意識しろ」ということです。
しかしそんなのは無理に等しいですよね。
安心してください。簡単な方法があります。ですが今回はこの辺で。
今回は情報リテラシーについてお話しいたしました。「情報リテラシー」は意外と重要なものなのです。世界という器は今情報で溢れかえっています。そして今後も急速に情報は増え続けるでしょう。
見聞きした情報全てを鵜呑みにしていればあなたの考え方は、あなたの意見は全て誰か。何か。のコピーになってしまいます。
どの情報が正しくてどの情報が間違っているのか。情報を見極める能力は必要不可欠であることは言うまでもありません。
今後は、情報リテラシーがないとどういったことが起こるのかの具体的な例と今回の記事の「ではどうすれば良いか。」についてご紹介していこうと思います。